海洋立国論

四方を海に囲まれて。

アメリカ版・フネのお名前

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写真は海上自衛隊ツィッタ―より
海上自衛隊海上幕僚監部は7月1日付けのプレスリリースで、オーストラリア北方海域において日米共同訓練を6月25日~30日に実施したと発表しました。
参加艦艇は海上自衛隊「まきなみ」米海軍駆逐艦「ラファエル・ペラルタ」補給艦「サカガウィア」です。
 
過去に何度か旧海軍・海上自衛隊の艦名については触れてきましたが、今回注目したのは補給艦「サカガウィア」です。
 
日本では気象や山岳河川など自然由来の名称がほとんどですが、米海軍の艦船には人名も多く使われています。この「サカガウィア」もそのひとつですね。
 
少し前の映画「ナイトミュージアム」で、夜になると展示されている「サカガウィア」の人形が動き、主人公達とともに活躍しました。演じていた女優さん、かなり美人でお気に入りです。
 
今回はこのルイス・アンド・クラーク級貨物弾薬補給艦きっかけで、アメリカ史で重要な役割を果たしたアメリカ人を知るべく少し調べてみました。
 
この艦種はアメリカらしいフロンティア・スピリッツのある人ばかりが名付けられています。アメリカの歴史の授業では学ぶんでしょうか。
 
1番艦 『ルイス・アンド・クラーク』
探検家メリウェザールイスとウィリアムクラークに因んで命名。2番艦の「サカガウィア」と出会い、アメリ東海岸から西海岸へ探検し往復したそうです。
 
2番艦 『サカガウィア』
アメリカ建国史では、ルイスクラーク探検隊に通訳兼ガイドとして同行したことで、「良いインディアン」として記憶されているようです。アメリカ人的には1番艦2番艦が並ぶと胸アツなんでしょうかね。私は映画で知った人物ですが、16歳の少女がガイド&通訳・・・
 
3番艦 『アラン・シェパード』
西側初の有人宇宙飛行(マーキュリー計画)を行った元海軍パイロット。乗機はフリーダム7。映画「ライトスタッフ」でも中心人物として登場しました。演じたスコット・グレンは「レッドオクトーバ―を追え!」でも米原潜「ダラス」艦長を演じました。渋くてカッコよかった。
 
4番艦 『リチャード・E・バード』
航空機による初の北極点到達、南極点到達した軍人。「バード少将」という名前ならどこかで聞いたことがあるんですが、この方だったんでしょうね。
 
5番艦 『ロバート・E・ピアリー』
探検家 アメリカ人初の北極点到達。この人は初耳でした。
 
女性初の大西洋横断単独飛行を成し遂げた人物。映画「ナイトミュージアム2」でも大活躍。マーケティングの世界には「アメリア・イアハート効果」なるものもあるようですが、ナンバーワンじゃなくオンリーワンの先駆け?
 
7番艦 『カール・ブラッシアー』
ロバート・デ・ニーロの映画「ザ・ダイバー」で描かれた人。アフリカ系黒人として初の「マスターダイバー」の称号を得た努力の人。東日本大震災時の「トモダチ作戦」に参加し多くの艦艇に補給任務を実施しました。覚えておきたい名前です。
 
8番艦 『ウォーリー・シラー』
マーキュリー・ジェミニ・アポロの3つの計画に参加したパイロット。勲章だらけの物凄い人なんですが、映画「ライトスタッフ」ではイマイチ目立たない扱いでした。なぜなんでしょうね。
 
9番艦 『マシュー・ペリー
知らない日本人はもう一度日本史をどうぞ。(笑)
 
10番艦 『チャールズ・ドリュー』
外科医。アフリカ系アメリカ人。初耳。
 
11番艦 『ワシントン・チェンバーズ』
アメリカ海軍航空のパイオニア
 
12番艦 『ウィリアム・マクリーン』
熱線追尾型空対空ミサイル「サイドワインダー」の開発者です。サイドワインダーはその後も多くの改良や派生型が生まれました。型式はAIM-9シリーズ。映画「トップガン」でトム・クルーズの乗るF-14戦闘機が使用したのが「サイドワインダー」でした。西側諸国のミサイル名では最も有名ではないでしょうか。
 
13番艦 『メドガー・エヴァース』
アフリカ系アメリカ人公民権運動に大きく貢献し、37歳で暗殺されたそうです。この人、知らなかった。
 
14番艦 『セザール・チャベス
メキシコ系アメリカ人。海軍を除隊後に公民権と労働運動活動家。2014年にオバマ大統領によって3月31日は「セザールチャベスの日」として連邦記念日になるほどの人。
 
若い国ですから人物の記録・写真などが結構残ってますね。映画に登場した人も多いです。