海洋立国論

勉強のつもりで書いています。

軍もSNS。

最近、仕事が忙しくあまりブログ書く時間も無くなってしまいました・・・ネタが思いつくと、検証の為に本や論文を読んだりしてから書くのですが、その時間が「ごはん中」とかぐらいになってしまいました。行儀悪いですね・・・

 

睡眠時間を削ればいいじゃないか。と昔は思っていたのですが、「寝不足は良い仕事の敵だ」とポルコ・ロッソが言うもので。早寝早起きです。

 

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さて、先日まで実施されていた「キーンソード19(2018年)」の写真を見つけました。

 

『キーンソード』とは隔年実施の陸海空自衛隊アメリカインド太平洋軍との日米共同統合演習(軍事演習)で10/29~11/8まで実施されました。
自衛隊は47,000人艦艇20隻航空機170機・アメリカは第7艦隊、第5空軍ほか10,000人、カナダ軍も艦艇が初参加、オーストラリア、イギリス、フランス、韓国もオブザーバー参加。

 

アメリカインド太平洋軍とは、第7艦隊や在日米軍などひっくるめた巨大な統合軍です。】

 

即応性や相互運用性、指揮統制能力の向上などを演習し運用能力と抑止力を向上させます。今回、独善的な活動を続ける中国海軍を想定した訓練(対潜作戦)も行われた模様です。

他にも夜間発艦訓練、脱出したパイロットを捜索救援する訓練など大規模なものです。
大規模演習は対外的なアピールの目的もありますので、このようにSNSでかなり高画質の写真を公開しています。艦艇の運用練度では海自は世界一とも言われるほど高い能力を持ちますが、米海軍との連携は高いレベルで必須です。練度に上限はありません。今後はインド軍やオーストラリア軍との連携もさらに深めていくでしょう。

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【これはU.S.Pacific Fleet Flickrからダウンロードしたものです。】

 

SNS活用という点では、自衛隊は遅れている感じですね。もっと組織的にSNSを活用し一般国民に多くを知らせるべきだと思います。一応各種アカウントはあるんですが、広く知られているとは言い難い。邪推ですが日本的組織運営が邪魔してる?自衛隊の上のほうの方々が実はSNS音痴だったりして理解が無いとか・・・まぁでも自衛隊ごとの公式や、基地隊のものなど各種あるので是非フォローしてください。どのような活動をしているのかよく判ります。「守る」のが自衛隊の役割。災害からも急患も水不足からも、勿論外国の脅威からも。その為に日々どのような事をしているのか、まずは知ることができます。大臣記者会見や各種文書は少し敷居が高いですが、SNSなら気軽に知る事ができます。

 

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【写真】なんとか判別してみたんですが間違ってるかも(>_<)


左側に「空母ロナルドレーガン」,右は「DDHひゅうが」

航空機前列は左からF-15×2 F-2×2 中央でかいのがB-52 右はF/A18×4 後列中央はP-1対潜哨戒機を挟んで両翼にF-15

潜水艦は(左)ロサンゼルス級 (右)そうりゅう型

艦艇は班別しづらいですね。「DDGあたご」他、あきづき型、ましゅう型補給艦、など。

個人的にはF-2A戦闘機の「洋上迷彩」ってやっぱり迷彩してるなーと思いましたが。

 ダウンロードしたこの写真は個人PCのデスクトップに使っていいそうです。(在日米軍公式ツィッターより)

 

さて、日韓は旭日旗問題や労働者の問題などで騒がしいですが海軍は連携を図らなければいけません。実は海軍同士は仲が悪い訳ではないようですが、そうであるなら旭日旗問題は韓国海軍にしてみれば辛い立場だっただろうと思います。今回の所謂徴用工判決問題や旭日旗問題を契機に日韓関係の軍事的意味合いを改めて書こうと思います。