海洋立国論

安全保障・軍事について自分自身の勉強のつもりで書いています。

防衛費について考えてたら・・・

普段は可能な限り「論理的」に書いているつもりですが今回は思いつくままに書こうと思います。

 

北の委員長は国民を虐げたり身内でも殺害するし、核は保有し「落とすぞ!」と恫喝するし、決していい奴ではないぞ。最近なんだか「あれ?想像と違うぞ?」となっているけど、いつも言うように、それは「映画版・ジャイアン理論」だから。日本の地方の県くらいのGDPなのにその大半を軍事に使えばそりゃ国民は飢えるぞ。

 

おそロシアでは政権批判したジャーナリストは消されるし、もう50人くらいかもっと多いかも。周辺国が気になるのはわかるけど、シリアやウクライナでも傍若無人ぶりを発揮したのに「なにもやってない」って知らんぷりするし、本心は北方領土は返す気無しなのに経済交流はしたいとかどの口が言うのかね。昔の話を持ち出すけど、占領時に民間人を多数虐殺したり、満州侵攻時には捕虜をシベリアで強制労働させ多数死亡させたし。一応かっこだけでも選挙して大統領を選ぶだけマシなのか?

 

五星紅旗の国では反体制派は「汚職」を名目に死刑になったり、人権派弁護士は投獄するし、天安門事件は歴史から消すし、「皇帝」になるつもりなのか任期は無期限やし、(プーチンでさえ”一応”任期あるぞ)東シナ海を勝手に自国に組み込む宣言と埋め立てと軍事基地化を堂々とするし。そもそも最初は「調査目的」とか言ってたくせに。そういや空母「遼寧」も買い取った時には「海上カジノ」にすると言う言い訳だったでしょうが。専門家は誰も信じて無かったけど。日中中間線でのガス田開発はどーなった?勝手に掘られてガスは持ち逃げ。まぁ、採算割れするんで日本が及び腰なのはわかるが、あれで日本相手にサラミスライス戦略で領土拡張が可能だと思わせてしまったわな。まぁ、「平和目的です」と嘘ついて「軍事利用」「領土拡張」が常套手段。この国の言うことを信じてる人がいるのが信じられない。

 

イアンフガ―!と五月蠅いお隣では、大統領辞めたら罪人だし、竹島は不法占拠したうえ漁民を拿捕・殺害したし、基地化していってるし、朝鮮戦争後は米軍に駐留してもらって安全担保してるのに、中国の腰ぎんちゃくだし。そのくせイージス艦保有するし、最近は原子力潜水艦を購入しようとしてるし。近海での作戦が主なくせに何に使うつもり?想像しただけでも対北朝鮮だけではないな。(まぁ半島国家の悲哀は理解せんでもないが)周りはこんな国ばっか。

 

 

その周辺を認識してるのか?と言いたくなるような野党の体たらく。如何に国家を安定させ安心安全を担保するのかをもっと議論すべきなのに。それは経済・外交・文化・そして軍事もセットでしょ。北の委員長がトランプ大統領に会ったのは、やはりアメリカは「でかい拳骨」を持ってて、「いつ振り下ろすか判らない」から。と言うのも一理あるでしょ。優秀な野党があってこそ与党が緊張感を持って政治をおこなうのだとしたら、現状では損をするのは国民。

日本にはなぜか「専守防衛」という実際は実現不可能な政治的枠組みが。現代の兵器事情や周辺国の様子を見て、「専守防衛」なんてできると思います?銃剣で突撃する時代じゃないんですよ。情報・輿論をコントロールし有利に下地を作り、いざと言うときには遥か彼方から、ミサイルが飛んでくるんですよ。レーダーの覆域圏外からね。ミサイルが落とされるまでは核か非核か区別つかないものをありますし、迎撃数を上回る数を撃たれたら被害は確実。それを撃たれるまで撃てないでは、自衛隊があまりに可哀想だ。もう安価な無人機・無人船が群れでやってきて攻撃可能な時代。数が多いし兵士の命のコストがないから、攻撃の閾値が低くなってるのに。

ハッキリ言うと一部の政治家・国民揃って「自衛隊員は死んでもいい」と思ってるとしか思えん。国民を守ってくれるのは自衛隊だが、自衛隊を守るのは国民なんですよ。国民の理解と支持によって。

 

仮想敵国がロシアであるEUですら国防費は増加傾向だったり、増加の議論もでているのに、ロシアのGDPの10倍以上のGDPを持ち、戦略的に有利な広大な国土を持つ中国や、独断でなんでも実行可能な北朝鮮、西組か東組か判らない韓国が背後にある日本が防衛費GDP比1%なんて三木内閣(1976)の決めた枠組みという昔話に執着して、中曽根内閣(1986)の時に撤廃したはずなのに、いまだに捉われつづける自民党がバカじゃないだろうか。しっかり議論し国民に説明し理解を得る努力を十分してますか?

 

安全保障の費用は環境によって変わるのが普通に考えても判る。そして国家の資産や資本力に応じて費用は増減すべき。

ただし、安全になれば大胆に削減できるかといえばそうはいかないのが防衛費。防衛に関わる装備や人員、練度すべて時間がかかるので、いざ桶狭間!になってからすぐに揃えられない。一旦増やすと減らしにくい。

だから増減も質や種類も熟慮すべきなんだが、「シビリアンコントロール」と言う言葉が好きな野党議員の熱い議論は聞いたことが無い。自民党はまだましで、政務調査会・国防部会などでちょっとくらいは議論し提言している。アメリカの会計検査院なんて、装備の中身までグイグイくる。無駄遣いをしっかりチェックしてる。その結果、最強ステルス戦闘機F-22、海中無双のシーウルフ級潜水艦でさえ、計画途中で調達中止させられたし。これこそ「シビリアンコントロール」の一例で、某議員に暴言を吐いたとされる「自衛隊士官」を恫喝することではないでしょ。

 

自動車保険だって初心者の時から40歳代が安くなり、高齢者は高い。事故リスクに応じて保険料も変わる。それにクルマの価格に応じて車両保険も変わるでしょ。

GDP3位の日本はどう見ても「お金持ち」にあたる。(個人レベルの実感の有無の話なんてしていない)高い技術も行き届いたインフラもある。(細かい重箱の隅をつつくような批判する人もいるけど)でもその国の周りには冒頭で書いたような国がある。防衛費はその観点からこそ議論すべき。1%云々なんて「率」に捉われてる時代はもう終わりにしましょうよ。

そして装備は適切か、外交によって補完できる部分はないのか、緊張緩和の為にできる文化交流などはできないか、米軍との関係はどうすすめるのか、不埒ものには力の外交をする決意を固められるのか、その為に憲法・法律はどうあるべきか、国論を二分するような大議論をしてこそ先進国でしょうに。

戦争での死者の数は戦争の抑止に繋がっていない。第二次世界大戦で日本は310万柱を数えたが、ソ連は2000万人なのだ。でも戦争・紛争をやめていない。残念ながら人命は暴力の抑止力として働かないのだ。どの国にも個人的には良い人っていっぱいいるでしょうけどね。

 

「米軍でていけー!」と叫んだり「日本最強!」と根拠のない夢想してる暇があるなら、四方を海に囲まれ四季美しいこの国を、どうやって誇り高く子孫に残していくのかをこそ私は描きたい。

 

あーちょっとスッキリした。