海洋立国論

安全保障・軍事について自分自身の勉強のつもりで書いています。

中国

イージスアショア設置を考えた。

多極化する世界 北朝鮮の緊張が最高潮に達した時、政府は検討を続けていたイージスアショア(地上配備型イージスシステム)の配備を決定し、設置候補地の自治体への説明を開始しましたし、部隊の創設や組織の改変、DDH(ヘリコプター搭載護衛艦)の空母化の…

南シナ海は波高しなのか

中国の国力増大に伴い、海洋進出が目覚ましくなっていますが、最も注目されているのは「南シナ海」でしょう。南シナ海のせめぎ合いについて整理しておこうと思います。 2013年12月、中国はスプラトリー諸島(中国名:南沙諸島)の埋め立てを開始しまし…

防衛費について考えてたら・・・

普段は可能な限り「論理的」に書いているつもりですが今回は思いつくままに書こうと思います。 北の委員長は国民を虐げたり身内でも殺害するし、核は保有し「落とすぞ!」と恫喝するし、決していい奴ではないぞ。最近なんだか「あれ?想像と違うぞ?」となっ…

原子力潜水艦がいいな・・・(1)

以前にも書いたのですが、私は「空母保有」については基本的に反対です。 それよりも・基地の抗堪性強化・早期警戒機の増勢・潜水艦戦力の増勢が優先であろうと考えています。そのうえで原子力潜水艦の配備が最も効果的であると考えていますが、我が国では空…

現代の空母事情

さらに今回も空母ネタです。 海上自衛隊のヘリ空母「DDH183-いずも」の空母化(F-35Bの搭載)から始まった空母ネタ。前回は先の大戦時において日本帝国海軍が空母大国だったことを書きました。では現状の世界の空母保有状況はどうなのでしょうか。 ==アメ…

空母「いずも」について考えた。

防衛省はヘリコプター搭載護衛艦「いずも型」を改修し、固定翼機(F-35B)を搭載し空母化することを検討していると報道されています。 =空母大国だった日本= 我が国は先の戦争(大東亜戦争・太平洋戦争)前にすでに空母を運用しており、開戦時には世界一と…

中国は軍事強国へ

我が国が注目しなければならない国として中国は筆頭でしょう。経済・軍事・技術全ての面で我が国は遅れをとりつつあります。チャイナクオリティだとか相手を見下していた時代はとっくに過ぎ去っていて、国力では追いかける立場になっています。軍事について…

そうだロシアだ。

このブログにほぼ登場した事が無いのがロシア。 中国、北朝鮮との軍事的摩擦がニュースの大半を占めていますが、ロシアにはもっと注意を払わなければなりませんね。全く不勉強で詳しくはないのですが、それでも幾つかの課題は感じています。 ソ連の崩壊以降…

名演説。

ちょこっと更新。 戦争にはプロパガンダがつきもの。プロパガンダの基本の要素とは、 1stガンダム 宣戦布告時やガルマ国葬の折の、ギレン・ザビ総帥の演説、0083StardustMemoryでのデラーズ演説に多く含まれています。 なかなかの名演説ですよ。^_^; 主な骨…

中国のA2AD戦略と日本の戦略

中国はA2AD(Anti-Access/Area Denial・接近阻止/領域拒否)と呼ばれる戦略をとっているとされています。簡単に言えば中国が脅威を感じているアメリカに対してとる戦略で、海軍と空軍を主力としてできるだけ遠方で米軍に脅威を与えることと、近海においても…

欲しいもんめっちゃ買う。

選択肢が無い国政選挙が行われるのがこの国の最大の不幸だといつも思います。 一昔前なら「戦争をする気か!」と社会党あたりが大騒ぎしていたんでしょうが、現在の野党は全く力不足。「もりかけ」で個人攻撃してる暇があったら、現状をちゃんと勉強して分析…

中国と北朝鮮

北朝鮮の脅威と中国の海洋進出。これに対応するため色んな動きが出てきた昨年ですが、これからどうなるのでしょうか。 ==中国== 中国は最大の貿易相手国であり、いわばお隣さんですから必要以上に緊張感を高めるのは得策では無いですし、友好関係を深め…

海洋国家としての必要なこと(2)

前回、「相応の海軍力が必要」と書きましたが、海上自衛隊は相当の海上戦力を保有しています。しかし広大な海洋を保護するには絶対的に数が足らないのは明白です。戦力も輸送力も不足していると私は考えています。 空母は不要 まず水中戦力として効果的なの…

海洋立国としての必要なこと(1)

広大な海を持つ日本 日本の国土面積は狭いですが、世界第六位の広いEEZ(排他的経済水域)を持っていますし、資源や貿易はほぼ全てが海運に頼っています。447万㎢・・・広すぎてピンときませんが。 東には広大な太平洋があり、誰がどう見ても間違いな…

安全を守る「安全保障のジレンマ」

前回の同盟のジレンマに続き今回は「安全保障のジレンマ」を取り上げます。 「安全保障のジレンマ」は経済学のゲーム理論で有名な「囚人のジレンマ」というモデルを応用したものです。 例えば日本が自衛の為に自衛隊の強化や能力の拡大をする、日米の同盟関…

安全を守るジレンマ「同盟のジレンマ」

衆議院が解散され選挙が近づいてきました。近年は争点として「安全保障」がとりあげられることも多くなったように思います。個人的にはたまには任期いっぱいで解散をみてみたい(-ω-) 今回は安全保障の大きなテーマである「同盟のジレンマ」についてです。も…

大国の夢

中国はアメリカと2か国で世界のルールを作ろうとしています。 政府高官のそのような発言は過去に沢山あり、意志は明確であるのは確かです。オバマ前米大統領と習主席との会談でも 「太平洋は、中国とアメリカの二国が活動するのに、十分な広さがある」 名言…

中国の海洋戦略

東シナ海、南シナ海での中国の独善的とも言える行動で「中国脅威論」が高まっていますが、中国の海洋戦略の目的は何なのでしょうか。国家には基本的には「生存本能」があり、それを脅かす存在には対抗しようとしますし、基本的には「性善説」に基づいた行動…

空母・遼寧

先般のニュースでご存知な方も多いと思いますが、中国海軍の空母である遼寧(りょうねい)が、東シナ海~台湾海峡を航行しました。 今回は台湾の総統が外遊中で、米政権の移行期であること、「なぜ一つの中国に縛られなければならないのか」のトランプ砲、こ…

中国軍用機と妨害弾

12月10日 中国軍用機が宮古海峡上空を飛行しました。防衛省資料によると、中国国防部は「中国空軍航空機が、宮古海峡空域を経て西太平洋における定例の遠海訓練に赴いたところ、日本自衛隊が2機のF-15戦闘機を出動させ、中国側航空機に対し、近距離での…