オレ様的夜ネタ ~平和を守るために~

安全保障・軍事について自分自身の勉強のつもりで書いています。

ミサイル防衛

核の効能

前回、かなりおおざっぱに、核兵器の歩みを取り上げましたが、ではなぜ核兵器(とその運搬手段)はこれほど必要とされているのかということになります。 名目は「抑止」です。核兵器は変わった兵器で「相対性」がありません。どういう事かというと、例えば同…

米国のミサイル防衛

一連の北朝鮮のミサイル騒ぎで、日本でも注目?されてきている「ミサイル防衛」ですが、同盟国の米国はどうなっているのでしょうか。 米国はソビエト連邦との「冷戦」時代を経て今に至っている訳ですし、日本の防衛も米国に大きく依存しているのは否めないの…

名前は大事

北朝鮮が騒がしくなっているせいで近頃ニュースでよく聞く、イマイチ意味が分からないという兵器をざっとひらっておきます。 ●巡航ミサイル原潜「ミシガン」 元は「戦略原潜オハイオ級2番艦」で、核弾道ミサイルを搭載し核報復能力の一翼を担っていました。…

戦い方を変えるNIFC-CA

以前にも概要を説明したことがありますが、前回・前々回との流れで再度取り上げようと思います。 イージス艦と呼ばれる戦闘艦があるのはご存知でしょうか。イージスシステムを搭載した艦艇を一般的にそう呼んでいます。そのシステムの中心となるのが「イージ…

韓半島有事

まずは北朝鮮の現状をみてみましょう。 ・液体燃料を使ったミサイル中距離弾道弾「ムスダン」、西日本攻撃に「ノドン」、射程延伸型「スカッドER」など多様なミサイルを保有し同時発射も可能 ・固体燃料系の「北極星1型」「北極星2型」の発射試験もおこな…

楯と矛

北朝鮮がミサイルを4発同時発射したニュース映像はご覧になったと思います。 ミサイルはスカッドER(スカッドミサイルの改良型で射程延伸型です)とみられます。射程は1000km、高度は260kmとの発表もありました。 過去には3発同時はあったのですが、…

2月12日の北朝鮮ミサイル発射に関しての考察

【防衛省発表2月12日ー第二報ー】 「北朝鮮は、本日7時55分頃、北朝鮮西岸の亀城(クソン)付近から、1発の弾道ミサイルを東方向に発射した模様です。発射された弾道ミサイルは、約500㎞飛翔し、北朝鮮東岸から東に約350㎞の日本海上に落下したも…

ミサイル防衛はここまで進化している

米海軍が2016年9月13日に発表した資料です。参考URL http://www.navsea.navy.mil/Media/News/Article/942188/navy-conducts-first-live-fire-nifc-ca-test-with-f-35/ これによると・・・ かねてより研究を進めている「ニフカ」というシステムとステ…

北朝鮮の挑発と朝鮮半島有事

先日、日本のEEZ(排他的経済水域)に北朝鮮のミサイル(ノドンERか?)が撃ちこまれたことは周知の事実ですね。 最早看過できないレベルにきました。 同じ時刻に同じ場所へ三発とも着弾させています。 G20の最中に(しかも議長国は中国)撃つとは意外でし…

敵基地(策源地)攻撃論の非現実

ミサイル防衛に絡みいくつか書きましたが、ミサイル防衛では完全無欠のものは無いため、どうしても行きつく先は「敵基地攻撃」になります。 特に北朝鮮を想定した場合は、このオプションを検討する事になりますが、中国に対してはあまりの非現実性に防衛省で…

弾道ミサイル防衛

今回は弾道ミサイル防衛についてです。 北朝鮮が毎度毎度発射したせいで、名前くらいはご存知なはずの「弾道ミサイル」ですが、まず、弾道ミサイルとは何ぞや?から。 一言でいうと「ロケットの先端部に”核”などの弾頭部をくっつけて、最初の数分間をロケッ…

イージスBMD(弾道ミサイル防衛)とは何か

北朝鮮がロケットを発射するたびにニュースに出て来る言葉が「イージス艦」と「PAC-3」ですが、今回は海上自衛隊が受け持つ「イージスBMD」を取り上げます。 現在、我が国では弾道ミサイルによる攻撃を防ぐ手段として、「BMD」があり、これは弾道ミ…